nengoro.comを運営している飛蝗です。
Webに関わりはじめて約20年。デザインから始まり、サイト運営、事業モデルの構築、そして戦略的な改善や解析まで、幅広い領域を経験してきました。
現在はフリーランスとして、Web戦略・マーケティング・数値解析・ディレクションやSEOライティングを中心に活動しています。
単にサイト制作するのではなく、「どうすれば事業として成長し続けるか」 を軸に、改善や運用まで含めた支援を行っています。
経歴
- 大学卒業後、デザイン会社でWebデザイナー／コーダーとして勤務。
その後、ポータルサイトを立ち上げて成長させ、企業に売却。その売却先企業に対して当該サイトのWebビジネスコンサルを行う仕組みを組み込み、「成長 → 売却 → コンサル支援」を一つの事業モデルとする会社を起業しました。
この事業を展開したのち会社を売却し、現在はフリーランスとして独立。
- 中小企業のWeb制作・運用サポート
- 企業常駐やスポットでのWebディレクション、マーケティング支援
- 戦略立案、数値解析、改善提案
- SEO戦略・ライティング
など、現場と上流の両方に携わりながら、成果につながる支援を続けています。
もう一つの顔：DJ活動
2000年代には テクノ系DJ としても活動していました。
国内のクラブに多数出演し、さらに オーストラリア・イギリス のフェスやクラブに出演DJとして招かれています。
一見Webとは無関係のように思えますが、実は深い共通点があり、今の仕事に大きく影響しています。
- クリエイティブ制作との共通点
DJの選曲は、フロアの空気を読み取り、ニーズを瞬時に反映する営みです。
Web制作やコンテンツ設計も同じで、ユーザーの声や行動を理解し、それを反映して成果物に落とし込んでいきます。 - サイト改善との共通点
DJは観客と「音」でコミュニケーションします。選曲を少し変えるだけでフロア全体の雰囲気が一変する。
これはWeb改善におけるA/Bテストとよく似ています。
ただし、Webは効果検証に数週間〜数か月のスパンが必要ですが、DJはその場で反応が返ってくる。
瞬時に試し、瞬時に結果を確認できる この体験は、改善の本質を肌で理解する訓練にもなりました。
こうした経験から、「データやロジック」と「人の感覚や空気」の両方を大切にする姿勢を培いました。
それが現在のWeb戦略やサイト改善における強みになっています。
nengoro.comのテーマ
本サイトでは、
「事実と背景をていねいに読み解き、数字と人の思いの両方から、本質を心をこめて伝える。」
ことをテーマにしています。
データや統計を分析し、その中に潜む構造や傾向を明らかにして物語として伝える
そんなデータジャーナリズムの視点を取り入れながら、情報の裏側にある意味を掘り下げています。
近年、SNSやメディアでは「結論ありき」で論理を組み立てたり、都合のよいデータだけを引用して主張を補強するケースが少なくありません。
けれど、それでは思考の土台そのものが歪んでしまう。
先にゴールを置かず、事実を一つずつ積み上げていくことで、
誤った情報や思い込みを静かに洗い流す“知の除染”をめざしています。
取り上げるテーマは主に、
- Web 改善とその周辺知識
- 企業のビジネスモデル分析
- 社会・経済・環境・テクノロジーに関するコラム
いずれの記事も「断片的なニュース」や「一時的な流行」を追うのではなく、
データの裏にある構造と人間的な文脈を行き来しながら、
読む人が自分の頭で考え、判断できるようになることを願っています。
サイト名「nengoro」の由来
「nengoro」という名前は、かつて禅寺で坐禅をしていた際に老師からいただいた言葉、
「ねんごろに（心をこめて）」 に由来します。
この言葉は長い間心に残り続け、
「心をこめて本質を探り、心をこめて伝える」
という姿勢と重なりました。
その思いを込めて、このサイト名をつけています。
メッセージ
情報が氾濫する時代だからこそ、表面的なノウハウや一過性のトレンドに惑わされず、
「なぜそうなるのか」 を理解することが重要です。
nengoro.comでは、経験とデータの両面から現象を読み解くデータジャーナリズム的アプローチを用い、表面的ではなく本質に迫る記事を発信しています。
ここで得た知識や視点が、みなさんにとって新しい気づきや、次の行動につながる一歩になれば幸いです。