歌詞考察

歌詞には、何度聴いても、まだ見えていない景色があります。

「ねんごろ」では、歌詞に書かれた言葉や情景をたどりながら、作者自身の発言や制作背景も手がかりにして、その曲が何を描いているのかを考えています。

ひとつの言葉だけではわからなくても、前後の歌詞や作者の言葉を重ねていくと、少しずつ物語の輪郭が見えてくることがあります。

そして最後に、そこから読み取ったものを、一つの物語として描いています。

物語にすることで、ばらばらに見えていた言葉がつながり、歌詞の中で起きていることを、もう少し具体的に感じられるからです。

そして、物語を読んだ後にもう一度その曲を聴いてみてください。

最初に聴いたときには気づかなかった言葉や情景が、少し違って見えてくるかもしれません。

歌詞考察

二人だけの国とはなにか?|スピッツ「ロビンソン」歌詞考察

スピッツ「ロビンソン」に登場する「二人だけの国」とは何なのか。草野正宗が語った「二人だけの国の国歌」という言葉を手がかりに、河原や自転車のある日常から国が生まれ、空へ浮かび、宇宙へ進んでいく歌詞を順に読み直します。猫や交差点、丸い窓、最後の「歌」までをつなげて考察します。
歌詞考察

鳥とはなにか?|サカナクション「ミュージック」歌詞考察

サカナクションの「ミュージック」には、何度も「鳥」が出てくる。故郷や仲間から離れ、知らない街を見下ろす鳥。その鳥を見ながら、「僕」は自分の淋しさを重ねている。山口一郎はこの曲を、北海道から東京へ出て、大衆音楽に挑戦してきた自分たちを描いた曲...