AIやSNSでMBTI診断をいくつか試してみたけれど、なんか結果がありきたり。タイプ名は出るのに、「それ、どの診断でも言われそうだな」と感じることがありました。
それなら、もう少し自分の会話や考え方に寄せた診断にできないかなと思って、ChatGPTで使えるMBTI診断プロンプトを作りました。
のプロンプトは、細かい質問にひとつずつ答えなくても使えます。仕事の相談、文章づくり、アイデア出しなど、ChatGPTとの普段のやり取りをもとに、MBTI風の診断ビジュアルとしてまとめる形です。
タイプ名だけでなく、価値観、判断基準、行動パターン、向いている働き方なども含めて見られるので、自己分析にも、SNSで共有しやすい診断画像づくりにも使えます。
もちろん、これは正式なMBTI診断ではありません。AIが会話履歴などから読み取る、MBTI的な推定診断です。結果を正解として受け取るというより、「自分ってこう見えるのかも」くらいの感覚で楽しんでもらえたらと思います。
【1】AIで使えるMBTI診断プロンプトの概要

AIで使えるMBTI診断プロンプトとは、ChatGPTなどに入力して、性格傾向や思考のクセをMBTI的に読み取ってもらうための指示文です。
今回紹介するプロンプトで見たいのは、「何タイプか」だけではありません。どんな相談をしがちなのか、どこで考え込みやすいのか、何を大事にして判断しているのかまで、1枚の診断画像にまとめてもらう形です。
「AIでMBTI診断を試したけど、なんか結果がありきたりだった」「タイプ名は出たけど、自分のどこを見てそう判断されたのか腑に落ちなかった」という人でも、そのままコピーして使えるようにしています。
AIでMBTI風の診断画像を作れる
使うときは、会話履歴や自己分析に使いたい情報をAIに読み取ってもらいます。そのうえで、MBTI風のタイプ名だけでなく、性格傾向や思考パターンも含めた診断画像として出力します。
ここで作る診断画像は、推定タイプや4軸の傾向だけを並べたものではありません。性格傾向、思考パターン、強み、つまずきやすいポイントなども含めて、1枚で見やすい形にまとめるイメージです。
AI診断を試すと、「あなたはINTJ傾向です」のように、短い結果だけで終わることがあります。それだけでもおもしろいんですが、知りたいのはタイプ名そのものより、「どの会話からそう見えたのか」「自分のどんな考え方が反映されているのか」だったりします。
診断画像にすると、タイプ名だけでは見えにくい部分まで確認しやすくなります。SNSで共有するためだけでなく、「ここは当たっているかも」「ここは少し違うかも」と見返す自己分析メモとしても使えます。
会話履歴から“あなたらしさ”を読み取る
AIとのやり取りには、思った以上にその人の癖が出ます。
仕事の相談でいつも手順を確認していたり、文章の添削で細かな言い回しにこだわっていたり。アイデア出しでも、先に全体像を見たい人もいれば、とりあえず案を広げたい人もいます。
ここでは、普段のAIとのやり取りそのものを診断材料にします。たとえば、いつも先に条件を確認するのか、まず案を広げたいのか、細かな言い回しまで気にするのか。そうした会話の癖から、MBTI的な傾向を読み取っていく形です。
たとえば同じINTJ傾向でも、仕事の設計に出やすい人もいれば、創作や文章づくりで構成を考えるところに出やすい人もいます。タイプ名だけを見ると同じでも、会話に出る悩みやこだわりは少しずつ違います。
このプロンプトでは、MBTIタイプを入口にしながら、会話履歴に残っているその人らしさまで診断ビジュアルに入れられるようにしています。
このプロンプトを無料公開する理由
このプロンプトを無料公開するのは、AIを自己分析やちょっとした遊びにも使えると思ったからです。
生成AIというと、仕事効率化、文章作成、資料作成のような使い方が先に思い浮かぶかもしれません。もちろんそれも便利ですが、AIは自分の考え方を見返したり、普段の会話から思考のクセを知ったりする使い方もできます。
nengoroでは、生成AIやプロンプト活用を、専門知識がなくても試しやすい形で紹介しています。今回のMBTI診断プロンプトも、そのひとつです。
この記事の主役は、完成版のプロンプトです。細かく調整しなくても、まずはそのままコピペして試せることを優先しています。
【2】コピペで使えるMBTI診断プロンプト

ここからは、実際に使える完成版プロンプトを紹介します。
細かく質問を足したり、診断項目を自分で考えたりしなくても使える形にしています。まずはそのままコピーして、ChatGPTなどのAIに入力してみてください。
プロンプト使用前に確認したいこと
このプロンプトは、ChatGPTとの会話履歴をもとに診断ビジュアルを作ります。
そのため、AIがどの会話履歴を参照できる状態なのかによって、出てくる結果の深さは変わります。会話履歴が少ない場合は、どうしても一般的なMBTI説明に近い内容になりやすいです。
逆に、仕事の相談、文章作成、アイデア出し、日常の悩みなどを普段から話している場合は、言葉の選び方や判断の癖が反映されやすくなります。
SNSやブログで診断画像を公開する予定がある場合は、個人名、会社名、具体的な相談内容、プライベートな情報が入っていないかも見ておきたいところです。プロンプト内でも個人情報を避けるように指示していますが、公開前には自分の目でも確認しておくと安心です。
このプロンプトは、正式なMBTI診断ではありません。AIが会話履歴などから読み取る、MBTI的な推定診断として使うものです。
会話履歴から診断画像を作る完成版プロンプト
以下が、コピペで使える完成版プロンプトです。AIを無料会員で使っている人用の短縮版も別に用意しています。
私のチャット履歴をもとに、人間性・価値観・思考のクセ・行動パターン・強み・弱み・本音の出方を読み取り、一般的なMBTIの4軸を参考にした「MBTI風の推定診断ビジュアル」を作成してください。
これは正式なMBTI診断ではなく、チャット履歴から見える傾向をもとにした推定診断です。
MBTIは1つに特定してください。
【診断ルール】
まず内部で4軸を個別にスコア化し、最も近いタイプを1つ選んでください。
一時的な話題や依頼内容ではなく、複数の会話に共通して見える価値観・判断基準・感情処理・対人姿勢・行動パターンを重視してください。
AIチャットでは「知りたい・整理したい・分析したい」モードが強く出やすいため、以下を補正してください。
・AIに質問していること自体を内向型(I)の根拠にしない
・抽象的な話題を扱うこと自体をひらめき派(N)の根拠にしない
・依頼文が整理されていること自体を論理派(T)や計画派(J)の根拠にしない
・I/N/T/J寄りに安易に判定せず、E/S/F/Pの根拠もきちんと拾う
・迷う軸は極端な数値にせず、中間寄りにする
4軸の判定基準:
・外向型(E) / 内向型(I):人との交流で回復するか、一人の内省で回復するか
・現実派(S) / ひらめき派(N):具体・実用・経験重視か、意味・構造・可能性重視か
・論理派(T) / 共感派(F):論理・効率・整合性重視か、感情・関係性・言葉の温度重視か
・計画派(J) / 柔軟派(P):先に設計して進めたいか、壁打ちしながら柔軟に変えたいか
スコア目安:
明確な傾向 75〜95%、やや傾向 60〜74%、判断が割れる 51〜59%。
タイプ適合度は4軸の確信度をもとに算出し、迷いがある場合は80〜90%台前半にしてください。
【画像仕様】
タイトル:「ズバリあなたのMBTIは…」
9:16。
高密度だけど読みやすい、診断結果・グラフ・分析パネル中心のMBTI診断ページ風。
少し偏見あり、でも妙に納得できて、最後は自分を少し好きになれる温度感にしてください。
診断結果に合うキャラクターも入れてください。
キャラクターは主役にしすぎず、診断ページの一部として配置してください。
表情・姿勢・服装・持ち物から、そのMBTIらしさが伝わるようにしてください。
性別表現は、会話履歴から高い確度で自然に読み取れる場合のみその性別に寄せてください。
判断が難しい場合は、中性的で親しみやすいキャラクターにしてください。
性別表現の違和感で診断の信頼感が下がらないようにしてください。
【表示項目】
・メイン診断結果カード
MBTIタイプ / 日本語タイプ名 / タイプ適合度 / キャッチコピー / ひとこと総評
・性格傾向グラフ
外向型(E) / 内向型(I)
現実派(S) / ひらめき派(N)
論理派(T) / 共感派(F)
計画派(J) / 柔軟派(P)
各軸は数値つき。短い判定理由も添える。
・感情・エネルギー分析
共感力 / 内省力 / 直感力 / 繊細さ / こだわり度 / 一人回復度
・性格分析
3項目まで。短文。ナンバリング不要。ピクトグラム付き小カード風。
・思考パターン
4項目まで。頭の使い方や考え方のクセを出す。
・恋愛傾向
恋愛特化で4項目前後。根拠が少ない場合は断定しすぎない。
・隠れた才能
4〜5項目。本人は普通だと思っているが、周囲から見ると才能に見える部分。
・やらかしポイント
4〜5項目。つまずきやすい癖や失敗傾向。
・地雷スイッチ
4項目。怒るポイントではなく、静かにシャットダウンしやすい条件。
・向いている職業TOP5
順位 / 職業名 / 合致率 / 一言理由
・向いている働き方
4項目程度。能力を発揮しやすい仕事条件やスタイル。
・苦手な環境
4項目程度。消耗しやすい職場環境や空気感。
・性格ログ
短いタグを12個。
【出力方針】
会話ログ風・個人情報風の演出は入れない。
主役は診断結果・グラフ・分析パネル、キャラクターは補助要素。
一般的なMBTI像と、会話履歴から見える個人らしさを両立する。
意外性より一貫性を優先し、毎回タイプがぶれないようにする。
AI利用時の分析モードだけでI/N/T/J寄りにしない。
画像の右下または左下に、小さく控えめに「prompt by nengoro」と入れてください。
これは診断内容ではなくクレジット表記です。
出力は画像のみ。
鑑定文、説明文、補足コメント、画像生成プロンプトは表示しないでください。
AI無料ユーザーのための短縮版:
私のチャット履歴をもとに、一般的なMBTIの4軸を参考にした「MBTI風の推定診断ビジュアル」を作成してください。正式診断ではなく、会話傾向から最も近いMBTIタイプを1つ推定するものです。
診断では、複数の会話に共通して見える価値観・判断基準・感情処理・対人姿勢・行動パターンを重視してください。一時的な話題や依頼内容だけで判定しないでください。
AIチャットでは「知りたい・整理したい・分析したい」モードが出やすく、I/N/T/J寄りに見えやすいため、以下を補正してください。
AIに質問していること自体をIの根拠にしない。
抽象的な話題を扱うこと自体をNの根拠にしない。
依頼文が整理されていること自体をT/Jの根拠にしない。
E/S/F/Pの根拠もきちんと拾う。
迷う軸は極端な数値にしない。
4軸は以下の意味で判定してください。
外向型(E) / 内向型(I):交流で回復するか、一人で回復するか
現実派(S) / ひらめき派(N):具体・実用重視か、意味・可能性重視か
論理派(T) / 共感派(F):整合性重視か、感情や言葉の温度重視か
計画派(J) / 柔軟派(P):先に設計するか、壁打ちしながら変えるか
タイトルは「ズバリあなたのMBTIは…」。
9:16。高密度だけど読みやすい、診断結果・グラフ・分析パネル中心のMBTI診断ページ風。
少し偏見あり、でも妙に納得できて、最後は自分を少し好きになれる温度感で。
診断結果に合うキャラクターも入れてください。キャラは補助要素。性別表現は、会話履歴から高い確度で自然に読み取れる場合のみ寄せ、判断が難しい場合は中性的で親しみやすくしてください。
表示項目:
・MBTIタイプ / 日本語タイプ名 / タイプ適合度 / キャッチコピー / ひとこと総評
・性格傾向グラフ:外向型(E)/内向型(I)、現実派(S)/ひらめき派(N)、論理派(T)/共感派(F)、計画派(J)/柔軟派(P)
・感情・エネルギー分析:共感力、内省力、直感力、繊細さ、こだわり度、一人回復度
・性格分析:3項目まで、ピクトグラム付き小カード風
・思考パターン:4項目まで
・恋愛傾向:恋愛特化で4項目前後
・隠れた才能:4〜5項目
・やらかしポイント:4〜5項目
・地雷スイッチ:4項目
・向いている職業TOP5:順位、職業名、合致率、一言理由
・向いている働き方:4項目程度
・苦手な環境:4項目程度
・性格ログ:短いタグを12個
会話ログ風・個人情報風の演出は入れない。
右下または左下に小さく「prompt by nengoro」と入れる。
出力は画像のみ。説明文や補足コメントは出さない。
注記:診断プロンプトを更新しました。(2026.5.20)
このMBTI風診断はチャット履歴をもとに傾向を推定するため、AIを使うとき特有の「知りたい・整理したい・解明したい」という問題解決モードが強く反映されることがあります。
その影響で、整理して質問していること自体が、内向型(I)・ひらめき派(N)・論理派(T)・計画派(J)の根拠として過大に拾われ、いわゆる“紫タイプ”寄りに判定されやすい傾向がありました。
そこで今回のアップデートでは、整理して質問していること自体をT/J/N/Iの根拠にしない補正を追加し、一時的な依頼内容ではなく、継続して見える価値観・判断基準・感情処理・対人傾向をより重視するように調整しています。
診断画像に出力される主な項目
このプロンプトで作る診断画像には、MBTIタイプ名だけでなく、会話履歴から読み取れる項目も入ります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 推定MBTIタイプ | 会話履歴から推定したMBTI風のタイプ |
| 4軸の傾向 | E/I、S/N、T/F、J/Pのどちらに寄っているか |
| 性格の全体像 | 会話から見える基本的な性格傾向 |
| 思考パターン | 物事の考え方、進め方、判断の流れ |
| 価値観や判断基準 | 何を大事にして決めているか |
| 強み | 得意な進め方や活かしやすい特徴 |
| つまずきやすいポイント | 苦手になりやすい場面や注意したい傾向 |
| 向いている働き方 | 仕事や作業の進め方で相性がよさそうな形 |
| 人間関係・恋愛傾向 | 人との距離感や本音の出方に関する傾向 |
| 一言で表す“私らしさ” | 診断全体を短くまとめたキャッチコピー |
出力項目は少し多めです。ただ、ひとつひとつを長く読むためというより、診断画像としてパッと見返せるようにするための項目です。
タイプ名、4軸、強み、つまずきやすいポイントなどが1枚にまとまると、「自分はこういう見え方をしているのかも」と短時間で確認しやすくなります。
【3】執筆者で試したMBTI診断結果
ここでは、前章のプロンプトを本記事執筆者の会話履歴で試した結果を紹介します。
実際の出力を見ると、このプロンプトでどんな診断ビジュアルが作れるのか、かなりイメージしやすくなります。タイプ名だけでなく、会話履歴からどんな要素が拾われたのかも見ていきます。

会話履歴から導き出された結果はINTJ-A
執筆者の会話履歴をもとにプロンプトを使ったところ、推定タイプとして出力されたのはINTJ-Aでした。
診断画像では、INTJ-Aというタイプ名に加えて、内向・直観・思考・判断の傾向が強めに出ていました。全体としては、感覚でその場に合わせて動くというより、先に全体像を見てから必要な要素を分け、構成や手順に落とし込むタイプとしてまとめられています。
文章を書く場面でいうと、思いついた順に書き始めるより、先に構成を作り、章ごとの役割を決め、読者がどこで迷いそうかを考えてから本文に入る感じです。
診断ビジュアルには、性格の全体像、思考パターン、価値観、つまずきやすいポイント、向いている働き方なども入っていました。
タイプ名だけで終わらず、普段の会話や相談内容から見える進め方まで出てくるので、「どこを見てそう判断したのか」がわかりやすい結果になっていました。
実際のMBTI診断でもINTJだった
今回おもしろかったのは、会話履歴から出たAIの推定結果と、執筆者(私)が実際に受けたMBTI診断の結果が同じINTJだったことです。
もちろん、結果が同じだったからといって、AI診断の精度が証明されたわけではありません。AIが見ているのは、あくまで会話履歴に残っている言葉や相談内容です。
それでも、普段のやり取りから出た傾向と、本人が以前から認識していたタイプが近かったので、診断ビジュアルの内容はかなり受け取りやすく感じました。
特に、「構成を先に考える」「効率や再現性を気にする」「曖昧な情報を形にする」といった分析は、実際の仕事や文章づくりの感覚とも重なる部分がありました。
この一致は、タイプ判定そのものを見るためというより、AIが会話履歴からどんな傾向を拾っているのかを見るうえで参考になります。
nengoroの記事傾向とも重なる分析結果
執筆者の診断結果は、nengoroの記事づくりの傾向とも重なる部分がありました。
nengoroの記事では、生成AIやプロンプト活用を扱うときに、ただ「便利です」と紹介するだけでは終わらせないようにしています。読者がどこで迷いそうか、どの順番で読むと使いやすいかを考えながら、記事の流れを作ることが多いです。
今回の診断結果に出ていた「構成を考えてから進める」「効率や再現性を重視する」といった傾向は、この書き方とも近いものでした。
たとえば、この記事でも先に完成版プロンプトを出し、そのあとで実例や注意点を補足する流れにしています。プロンプトを探している人にとっては、長い理論説明よりも、まず使える形にたどり着けたほうが読みやすいからです。
この実例は、「AIがタイプを当てた」という話だけをしたいわけではありません。
実際にプロンプトを使うと、タイプ名、4軸の傾向、思考パターン、働き方の向き不向きなどが、どんな診断画像として出てくるのか。そのサンプルとして見てもらえるとわかりやすいと思います。
【4】このプロンプトが普通のMBTI診断と違うところ

このプロンプトは、MBTIタイプを出して終わりの診断ではありません。ChatGPTとの会話履歴に残っている言葉や相談内容から、考え方の傾向まで見ていくものです。
一般的なMBTI診断では、質問に答えた内容をもとに16タイプのどれに近いかを見ます。一方で今回のプロンプトでは、AIとのやり取りの中に出ている言葉の選び方、相談しがちなテーマ、こだわり、判断の仕方なども材料にします。
そのため、「INTJならこう」「ENFPならこう」といったタイプ別の説明だけで終わりにくいのが違いです。自分の会話履歴に寄せた、MBTI風の診断ビジュアルになるようにしています。
タイプ名だけでなく会話傾向を見る
一般的なMBTI診断は、チャットの会話履歴からタイプを判定する形が多いです。自分のタイプをざっくり知るには便利ですが、タイプ名だけだと少し物足りないこともあります。
たとえば、同じ内向型に見える人でも、静かな環境でじっくり考えたい人と、話す前に情報を整理しておきたい人では、行動の理由が少し違います。
同じT寄りでも、効率を優先しやすい人もいれば、話の筋が通っているかを気にしやすい人もいます。タイプ名は同じでも、どこに反応しやすいかは人によって変わります。
今回のAI MBTI診断プロンプトでは、そうした違いを会話履歴から拾うことを前提にしています。仕事の相談が多いのか、文章づくりの相談が多いのか、人間関係の悩みが多いのかによって、診断結果の見え方も変わります。
知りたいのは、「INTJです」「ENFPです」で終わる結果ではありません。なぜ先に段取りを決めたがるのか、なぜ曖昧な依頼に引っかかるのか。そこまで見えると、診断結果が少し自分の話になります。
4軸スコアと思考のクセを可視化する
MBTIでは、E/I、S/N、T/F、J/Pの4軸をもとに性格傾向を見ます。今回のプロンプトでも、この4軸を参考にしながら、どちらに寄っているのかを診断画像の中で見えるようにします。
ただ、4軸は優劣を決めるものではありません。外向か内向か、思考か感情かといった違いは、どちらが正しいという話ではなく、物事を見たり判断したりするときの傾向です。
たとえば、T寄りの結果が出たとしても、「冷たい人」という意味ではありません。何かを決めるときに、感情よりも筋道や合理性を先に見やすいのかもしれない、という読み方になります。
F寄りの場合は、相手の気持ちや関係性を判断材料にしやすい傾向として見ることができます。どちらが良い悪いではなく、自分がどこを見て判断しやすいのかを知るための目安です。
今回のプロンプトでは、4軸の傾向に加えて、判断するときにどこを見やすいか、どんな場面で詰まりやすいかも診断画像に入れます。文章だけで読むより、1枚にまとまっているほうが見返しやすい人も多いと思います。
MBTIの一般論に寄りすぎない
MBTI診断でよくある違和感のひとつに、「たしかに当たっている気はするけど、自分そのものではない」という感覚があります。
同じINTJでも、研究や分析に強みが出る人もいれば、文章設計や企画づくりで構成を考えるのが得意な人もいます。同じENFPでも、人前で明るく話す人もいれば、少人数の中でアイデアを広げるほうが自然にできる人もいます。
MBTIタイプは、自分を知る入口にはなります。ただ、その人のすべてを説明できるものではありません。
今回のプロンプトでは、タイプごとの一般的な説明だけに寄せず、会話履歴から見える個人差も入るように指示しています。過去のやり取りにどんな相談が多いか、どんな言葉を使いやすいか、どこに納得感を求めるかによって、診断ビジュアルで強調される内容も変わります。
| 比較項目 | 一般的なMBTI診断 | 今回のAI MBTI診断プロンプト |
|---|---|---|
| 主な目的 | MBTIタイプを判定する | 会話履歴から見える傾向を診断ビジュアルにする |
| 入力する情報 | 診断用の質問への回答 | AIとの会話履歴や普段の相談内容 |
| 出力の中心 | 16タイプのどれに近いか | 推定タイプ、4軸、思考のクセ、価値観など |
| 結果の見え方 | テキスト中心の説明が多い | 画像として見やすくまとめられる |
| 個人差の反映 | タイプごとの一般説明に寄りやすい | 会話傾向に応じて内容が変わりやすい |
| 向いている使い方 | 自分のタイプを大まかに知る | 自己分析や共有用のビジュアル作成 |
このプロンプトは、普通のMBTI診断結果を置き換えるためのものではありません。MBTIを入口にしながら、普段の会話に出ている考え方や行動パターンを、もう少し自分に近い形で見直すためのものです。
【5】AIでMBTI診断プロンプトを使う注意点
診断画像になると、ただのテキスト結果よりも、それっぽく見えます。
だからこそ、出てきた内容をそのまま「自分の説明書」にしないことも大事です。タイプ名やスコアがきれいにまとまっていると、つい納得したくなりますが、AIが見ているのは会話履歴や入力された情報の範囲です。
ここでは、プロンプトを使う前に知っておきたい前提と、診断画像を公開するときに見ておきたい点を確認します。
正式なMBTI診断ではなく推定診断
今回のプロンプトで作る診断結果は、正式なMBTI診断ではありません。ChatGPTなどのAIが、会話履歴や入力された情報をもとに、MBTI的に性格傾向を推定したものです。
そのため、「AIがINTJと出したから必ずINTJ」「ENFPと出たから自分はそういう人間」と決めきる使い方には向いていません。AIのMBTI診断は、AIとのチャット上では私ってこういう感じの人なんだなと振り返るための参考として使うくらいがちょうどいいです。
また、会話履歴の量や内容によって結果は変わります。
仕事の相談が多ければ、仕事中の判断基準が強く出ることがあります。文章作成やアイデア出しの会話が多ければ、考え方や表現の癖が中心に反映されることもあります。
たとえば、普段は感情を大事にしている人でも、AIとの会話では業務効率化の相談ばかりしていれば、結果は論理寄りに見えるかもしれません。逆に、人間関係の相談が多ければ、感情や対人関係の傾向が強く出る可能性もあります。
AIによるMBTI的な診断は、「本当の性格を完全に当てるもの」ではありません。AIとの会話じょうでは、こういう傾向が見える、という受け取り方が近いです。
診断結果は自己理解の参考にする
診断結果は、ラベルとして決めつけるより、あとで見返すメモくらいに思っておくと使いやすいです。
仕事では計画的でも、休日はかなり気分で動く人もいます。人前では明るく話せても、ひとりの時間がないと疲れる人もいます。結果と違う部分があっても、そのズレまで含めて見ておくと楽しめます。
当たっていると感じる部分があれば、「たしかにそういうところはあるかも」と見てみる。少し違うと感じる部分があれば、会話履歴の内容が偏っていたのかもしれません。意外な結果が出たときも、すぐに否定するより、「AIにはそう見えたんだな」と思っておく程度で十分です。
たとえば、「計画性が高い」と出たとしても、すべての場面で計画的に動けるとは限りません。仕事では段取りを重視するけれど、休日は気分で動く人もいます。
また、「感情表現が控えめ」と出たとしても、それが悪いわけではありません。相手との距離感を慎重に見ている、言葉にする前に一度考えている、という見方もできます。
AIの診断結果は、自分を固定するラベルではなく、「自分にはこう見える部分もあるのかも」と考えるためのメモのように扱うと使いやすいです。
画像を公開する前に個人情報を確認する
診断画像をSNSやブログで公開する場合は、個人情報や具体的な会話内容が入っていないかを確認してください。
今回のプロンプトでは、個人名、会社名、具体的な会話内容、プライベートな情報を画像内に入れないよう指示しています。ただ、AIの出力は毎回まったく同じではありません。会話履歴の中に特徴的な言葉や相談内容があると、意図せず近い表現が入ることもあります。
公開前には、名前やニックネーム、会社や学校が推測できる表現、相談内容の引用、人間関係が特定されそうな記述、仕事や悩みの具体的な事情が含まれていないかを見ておくと安心です。
診断画像は、見た目が整っているぶん、そのまま投稿したくなりやすいです。けれど、画像になったあとでも、文章の中に個人情報が残っていれば公開リスクはあります。
気になる部分があれば、AIに「個人情報が含まれないように、もう少し抽象的な表現に直してください」と依頼してから、公開用の画像に整えると使いやすくなります。
【6】まとめ|無料プロンプトで“あなたらしさ”を見える化する
今回紹介したプロンプトは、MBTIのタイプ名だけでは少し物足りない人向けです。
ChatGPTとの会話履歴をもとに、考え方の癖や判断の仕方まで含めて、「AIには自分がどう見えているのか」を1枚の診断ビジュアルで見返せます。
「AIのMBTI診断を試したけど、なんだか結果がありきたりだった」「もう少し自分の会話や考え方に寄せた診断が見たい」と感じた人には、ピッタリだと思います。
このプロンプトでできることの振り返り
このプロンプトでは、ChatGPTとの会話履歴から見える性格傾向や判断の仕方をもとに、MBTI風の診断画像を作れます。
完成版プロンプトをそのままコピーして使えるので、細かい調整をしなくても試せます。画像生成に対応しているAIなら診断ビジュアルとして出力できますし、画像生成に対応していない場合でも、画像に入れるテキスト構成として使えます。
診断結果は、自分を決めつけるためのものではありません。
「こういう見え方もあるのかも」「たしかに、この傾向はあるかも」と見返すための材料として使うと、楽しみながら自己分析しやすくなります。
今後のプロンプト公開はXでも告知予定
nengoroでは、今回のようなコピペで使えるプロンプトも少しずつ出していく予定です。
新しく公開したものはnengoroのXでもお知らせするので、気になる方はフォローしておくと追いやすいと思います。
まずはこの記事の完成版プロンプトを使って、自分の会話履歴からどんなMBTI風診断ビジュアルが出るのか試してみてください。
編集後記
SNSなどネットで見かけるMBTI診断をいくつか試してみると、タイプ判定まではおもしろいのに、その後の説明が少し物足りないことがありました。
「INTJです」「ENFPです」と出るのは楽しい。けれど、その先の説明が一般的なタイプ解説に戻ってしまうと、だんだん自分の話ではなく、タイプの紹介文を読んでいるような感覚になりました。
個人的に知りたかったのは、タイプ名そのものよりも、普段の言葉づかいや考え方から見える自分らしさでした。どんな相談をしがちなのか。どこで考え込みやすいのか。何を大事にして判断しているように見えるのか。
今回のプロンプトは、その物足りなさから作りました。タイプを当てることよりも、会話履歴から見える癖や傾向を、もう少し具体的に見られる形にしたかったからです。
もちろん、AI診断なので当たっている部分もあれば、少し違うと感じる部分もあると思います。そこも含めて、「自分ってこう見えることもあるんだな」くらいの感覚で見てもらえたらうれしいです。正解を出すというより、自分のことを別の角度から見直すための小さなきっかけとして使うのが、ちょうどいい気がしています。
参照・参考サイト
日本MBTI協会・[公式]日本MBTI協会|こころの利き手®を見つけよう
https://www.mbti.or.jp/
日本MBTI協会・MBTIの特徴
https://www.mbti.or.jp/what/detail/
日本MBTI協会・16Personalities性格診断テストを「MBTI®」だと思って受けられた方へ
https://www.mbti.or.jp/attention/
OpenAI Help Center・メモリ FAQ
https://help.openai.com/ja-jp/articles/8590148-memory-faq
OpenAI Help Center・ChatGPT の画像
https://help.openai.com/ja-jp/articles/11084440-images-in-chatgpt


コメント